やまぐち紅葉スポット③「龍蔵寺」

山間の隠れ寺

今のシーズンにしか見られない山口の紅葉スポットをご紹介するシリーズの３回目は、
山口市にある龍蔵寺をご案内したいと思います。

天平13年（741）全国を行脚していた行基菩薩がこの霊域に留まり、自ら千手観音を掘って寺を建て泰安して「龍蔵寺」と名付けました。
大内氏・毛利氏の時代にはその守護寺として保護され、一般庶民からも深い信仰を集めました。山口市から美祢方面に少し入山間部に有ります。
行基が滞在した“霊域”というだけあって、本道へ続く階段を上がると体の隅々まで清められるような清冽な空気を感じます。秋にはこの石段から見事に色付いた木々を眺める事が出来ます。何より圧巻なのは、観音堂の前にそびえる古木の銀杏でしょう。紅葉シーズンにはこの銀杏の葉が美しい黄色い絨毯のように境内を染め上げます。(写真撮影：ゆり)

龍蔵寺（山口市吉敷1750番地　TEL：083-924-1357）
拝観料：大人/200円 中高生/100円 小学生/50円

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この記事の投稿者

Studio ECHO

高校を卒業して以来、長く離れていた故郷・山口に何かしらの形で恩返しがしたいという思いで企画に参加しました。長く離れていたからこそ私の目に新鮮に映る山口の名所・旧跡や新しく生まれた観光スポットなど、私なりの視点でご紹介したいと思います。私が長年積み重ねてきた写真やビデオのスキルがこの企画の役に立てれば幸いです。
…ついでに私のサイト(http://www.studio-echo.net/)も覗いていただければ幸いです…

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